P-one Business MasterCardを持つメリットは?審査は通りやすいの?

P-one Business MasterCardはファミマTカードなどを発行しているポケットカード株式会社の法人カード。

年会費無料の法人カードの種類は少ないので、コストを抑えたい経営者、個人事業主の方にはありがたい法人カードです。

でも、P-one Business MasterCardを法人カードとして持つメリットはどれくらいあるのでしょう?ビジネスで使う上できちんと機能する法人カードなのでしょうか?

今回は、P-one Business MasterCardの年会費などの特徴を具体的に紹介しながら、実際法人カードとしてきちんと機能するのかを検証していきたいと思います。

P-one Business Mastercardの3つのメリット

P-one Business Mastercardには大きく、

  • 年会費が実質無料で利用できる
  • 最大300万円のキャッシング利用が可能
  • リボ払い、分割払いができる

と大きく3つのメリットがあります。

では、それぞれ詳しくご説明していきましょう。

P-one Business Mastercardは年会費実質無料!

年会費無料ということがP-one Business Mastercardの最大の魅力!

初年度年会費無料で、2年目以降も年会費は2,000円(税別)と格安なのですが、1回以上の利用があればなんと、次年度も年会費は無料。

年間に1度も法人カードを利用しないなんてことはめったにないと思うので、P-one Business Mastercardは実質年会費無料の法人カードということなんです。

また、追加カードも5枚まで年会費無料。

従業員にカードを持たせたいと思っている経営者の方であれば、経費を少しでも抑えられるのでありがたいですよね。

従業員に持たせる追加カードの詳細は次の通りです。

  • 最大発行5枚、年会費は無料
  • 利用金額は、代表者の利用可能枠の範囲内
  • 一回払いのみ
  • キャッシングは使えない
  • ポイントは代表者カードに合算

P-one Business Mastercardは300万円までキャッシング可能!

ビジネス上の取引でどうしてもまとまったお金が必要…。

会社を立ち上げたばかりで、資金繰りが苦しい…。

そんな時に、借入先が確保できていると安心ですよね。

ほとんどの法人カードは、キャッシング利用できないか、できたたとしても個人事業主のみとなっています。

そんな中、P-one Business MasterCardは法人カードでありながら、最高300万円までキャッシング枠がある法人カードなんです。

P-one Business MasterCardキャッシング利用枠は、

  • 最高300万円まで
  • 実質年利12.00%~17.95%
  • 返済方法は一括又は、リボ返済
    (限度額は審査によって決定)

P-one Business MasterCardは、ビジネス上における、資金繰り、資金調達で役立てることができそうですね。

P-one Business Mastercardはリボ払い、分割払いが可能!

P-one Business Mastercardは、リボ払い、分割払いにも対応しています。

ビジネス上で大きな金額の場合にも安心して利用することが可能で、毎月の支払いの負担を減らすこともできるんです。

経費節減には、一回払いが基本。

ですが、余裕のない月にはリボ払いで支払うというのも1つの手。

P-one Business Mastercardは、その時に応じた支払い方法が選ぶことが可能です。

支払い方法手数料
一回払いなし
分割払い(2回~36回実質年率15.00%
リボ払い実質年率12.00%~14.95%

P-one Business Mastercardは審査が通りやすと口コミ多数?!

法人カードで、まず気がかりなのが「審査」ではないでしょうか?

法人カードの審査は個人が所有するクレジットカードと比べ、審査が厳しいカード会社も多く、「設立3年以上で黒字決算」という基準と言われています。

でも実際、上場企業であっても赤字決算の会社も沢山あるので、黒字決算でないと絶対に審査に通らないということでもありません。

が、赤字だと審査に不利になる傾向にあるもの事実。

そんな中、赤字決算でも申し込みが可能であると公式し、実際赤字だったが審査に通ったと口コミもあるのがP-one Business MasterCard!

赤字決算でも申し込みが可能ということで、審査が甘いということではありませんが、審査が他のカードよりも通りやすい可能性は十分にあります。

また、P-one Business MasterCardの審査結果は最短。

翌日には審査結果がわかるので、すぐに法人カードが必要という経営者の方にはおすすめと言えるでしょう。

法人カードの審査について、詳しく知りたいという経営者の方はこちらへ!

P-one Business Mastercardのデメリットは?

P-one Business Mastercardは、実質年会費無料でコスト面から見るとお得に使えそうな法人カード。

ですが、法人カードとしてきちんと機能するかを見てみるとデメリットも多くあります。

海外・国内の旅行保険付帯がない
P-one Business Mastercardには、レンタカー割引や、国内パッケージツアーの割引、海外おみやげ宅配サービスなどのサービズはあるのですが、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険が付帯していません。

この場合は、他のクレジットカード付帯保険又は、個人の保険加入でカバーするしか方法はありませんので、出張が多い経営者の方におすすめではありません。

ETCを発行に手数料がかかる
P-one Business MastercardでETCを発行する場合、新規発行手数料1,080円(税込)、有効期限を更新する場合は手数料1,080円(税込)が発生してしまいます。

車を多く利用し、有料道路を使う会社には、全くおすすめではありません!

ETCカードを無料で発行したいと考えてるのであれば「オリコEX Gold for Biz」「ライフカードビジネス」がおすすめです。

ビジネスサポートない
ビジネスサービスと言えば、出張での宿泊、オフィス用品の販売、タクシーチケットなどで利用出来る優待サービスや四半期ごとに利用状況をメインとしたレポートを作成サービスしてくれたりとビジネスをサポートしてくれる嬉しいサービスです。

が、P-one Business Mastercardにはビジネスをさぽーとするサービスが付いていません。

法人カードなのに…笑

P-one Business Mastercardはどんな企業におすすめ?

先ほどお話した、P-one Business Mastercardの3つメリット

  • 年会費が実質無料で利用できる!
  • 最大300万円のキャッシング利用が可能!
  • リボ払い、分割払いができる!

この、年会費無料であり、限度額が最大300万円、リボ払いと分割払いに対応しているメリットから見ると、資金調達に頭を抱えている個人事業主、中小企業経営者の方におすすめの法人カードと言えるでしょう。

キャッシング利用が可能で、リボ払いができる法人カードは本当に珍しいので、年会費無料とキャッシング利用に視野を絞り法人カードを探している経営者の方であればおすすめですね。

また、赤字決済でも申込めるということなので、何度も法人カード審査に落ちてしまった場合に、P-one Business MasterCardをチャレンジしてみるのもいいと思います。

P-one Business MasterCardを申し込む前にもう1度考えて!

P-one Business MasterCardは、年会費無料で、コスト面ではかなり優秀、キャッシング利用も可能であり支払い方法も選べ、ビジネス上の資金繰り、資金調達に頼りになる法人カード!

…と一見、余計なコストがかからない、メリット豊富な法人カードと思われがちですが、冷静に考えてみて下さい。

本当にビジネスで使う法人カードとして役に立つのでしょうか?

海外、国内の旅行保険付帯がなく、ETC発行に手数料がかかり、ビジネスサポートがないのはどうなのでしょう。

例えば、ビジネスサポートである優待サービスの割引を受けず、出張に備え個人で旅行保険に加入、そしてETCを発行…。

逆に余計なコストがかかってしまっていますよね。

だったら、年会費が格安である「JCB法人カード」「オリコEX Gold for Biz」を選んだ方が保険付帯もビジネスサービスも付いているのでお得です。

もし、P-one Business MasterCardのキャッシング利用に魅力を感じているようでしたら、大手消費者金融のアコム、アイフルなどからキャッシングし、キャッシングと法人カードを別に考え、もっとビジネス上で役立つ法人カードを選んだ方がおすすめです。

法人カードを選ぶ際に重要なのは、長い目で見てきちんとビジネス上で機能してくれるカードを選ぶこと。

そして、自分の会社にとってどれくらいメリットがあるのかをきちんと考え、慎重に選ぶことが大切です!